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イスタンブールのハマム入門|温泉との違いとマナー・当日の流れ

ハマムは温泉とどう違うのか。何を着るのか、垢すりで何をされるのか、女性やカップルの利用、チップの慣習まで、初めての人向けに順を追って解説します。

読了目安 1分 執筆:Turkey eSIM Team
イスタンブールのハマム入門|温泉との違いとマナー・当日の流れ

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ハマムは湯に浸かる場所ではありません。温めた大理石の上で体を蒸らし、係の人に洗ってもらう蒸し風呂で、湯船も、日本の温泉のような「浸かる時間」もありません。

温泉に慣れているほど、この違いは入ってから気づくと戸惑います。ここでは服装、垢すりで実際にされること、女性やカップルの利用、チップの考え方を、入る前に知っておける順番で並べます。

温泉との違いを先に押さえる

日本の温泉ハマム
主役湯船に浸かる温めた石の上で体を蒸らす
体を洗う自分で洗う係の人が洗い、垢すりをする
服装何も身につけない腰に布を巻く。水着可の施設もある
時間の使い方出入り自由蒸す→垢すり→泡→すすぎの順に進む
終わったあと湯上がりに休む休憩室でお茶を飲みながら涼む

浸かる場所がないので、長湯を期待して行くと物足りなく感じます。逆に「洗ってもらう体験」だと思って行くと、ほとんどの人が満足します。

何を着て、どこで脱ぐか

受付で個室またはロッカーの鍵を渡され、そこで着替えます。ペシュテマルと呼ばれる薄い布を腰に巻くのが基本で、下着の扱いは施設によって案内が違います。観光客の多い施設では水着の着用が認められていることも多いので、抵抗がある人は予約時に確認しておくと安心です。貴重品はロッカーに預け、スマートフォンは浴室に持ち込みません。湿気と高温で機器が傷むうえ、撮影が禁止されている場所がほとんどです。

当日の流れ

まず、温められた大理石の台(ギョベックタシュ)に横になり、体をゆっくり温めます。汗が出たころに係の人が来て、粗い手袋で全身をこすります。ここが日本人がいちばん驚くところで、断りの合図をしない限り、背中から手足まで一気に進みます。次に泡で洗われ、桶で湯をかけてすすぎ、髪を洗って終わりです。所要時間はコースによりますが、着替えと休憩を含めて余裕を見ておくほうがいいでしょう。痛ければ我慢せず、その場で伝えて構いません。

女性の利用とカップルの場合

伝統的なハマムは男女の区画が完全に分かれており、係の人も同性です。時間帯で男女を入れ替える施設もあるため、女性の利用時間は事前に確認してください。カップルや家族で一緒に入りたい場合は、貸切の個室を用意している施設を探すことになります。同じ建物でも、伝統的な区画と観光客向けのコースで作法が違うことがあります。

チップと支払いの考え方

洗ってくれた係の人に、施設の料金とは別に心づけを渡す慣習があります。金額に決まりはなく、施設や内容で相場も変わるため、受付で支払い方法と合わせて聞いてしまうのが確実です。現金しか受け取らない場面もあるので、小額紙幣を用意しておくと困りません。料金体系はコース制で、垢すりや泡洗いが別料金の場合もあります。

旅程のどこに入れるか

歩き回った日の夕方に入れると、その日の疲れがきれいに落ちます。ただし直後は体力を使うので、そのあとに長い予定は入れないほうが賢明です。イスタンブールの日程配分はイスタンブール3日間モデルコースを、寒い季節の組み立ては冬のイスタンブール観光を参考にしてください。予約や現地での連絡にはネット接続が要るので、通信の準備は料金ページで先に済ませておくと動きやすくなります。使い方の疑問はよくある質問にまとめています。

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